
11月12日公開のアニメ映画「この世界の片隅に」は、のん(本名 能年玲奈)さんが主演声優を務めることで話題になっていますが、キャストだけでなく、作品の出来も良いようで試写の評判も上々のようです。
この記事では、アニメ映画「この世界の片隅に」の試写の感想をまとめます。
また、あらすじやキャストとキャラクターも紹介します。
試写の感想まとめ
試写会の感想を集めてみました。
非常に評判が良いようですね。
題材的にも年齢層問わず受け入れられているようです。
のんさんの声がすずさんの朴訥としてそれでいて芯の強いキャラクターにぴったりハマリ役なのも高評価のみたいですね。
スポンサーリンク
「この世界の片隅に」の試写に行ってて、試写会場でバッタリ会った山本直樹とその素晴らしさの余韻をつまみに飲んでるのでまだツイートしてませんでしたが、宮本さん先に言っちゃって下さい! https://t.co/6BhMAma0CP
— 江口寿史 (@Eguchinn) 2016年10月18日
『この世界の片隅に』。試写を終わって帰路に就く中、僕はもう涙がこみあげて、こみ上げて仕方がなかった。楽しく、またこれほど哀しい作品もない。しかしそれを受け入れてこそ、戦後日本の「いま」があるのである。僕ができることはこの映画の素晴らしさを喧伝することである。
— 古谷経衡@草食系のための対米自立論 (@aniotahosyu) 2016年10月18日
敢えて言うと『この世界の片隅に』には、今時の「日常アニメ」の要素がかなりあります。主人公がぼけっとして、姉妹で、〇〇な男性と結婚して、淡々と毎日が過ぎ、伏線もあり…。何と言っても、試写室ではくすくす笑いが聞こえました! ただ、違うのは時代と環境。それが今作の肝になります。
— 小林治@アニメを紹介する方 (@tachime) 2016年10月18日
「この世界の片隅に」試写。アニメーションを好きな人、深く世界に入り込みたい人には特におすすめします。「喜怒哀楽」で言えば、私はすずさんから、たくさんの喜びの感情と、ひとつだけ怒りの感情を感じました。わだかまりがある人とのやりとりも丁寧で優しく、手を取り合うことができて良かった…!
— 渡辺由美子@アニメジャーナリスト (@watanabe_yumiko) 2016年10月18日
【この世界の片隅に1】
初号試写会観てきました。
もう、もうね、何なんですか。
何なんでしょう。
言葉と身体が追いついて来ません。
凄すぎて。
色んな感情が湧いて来ちゃいます。
本当に皆んな実際に存在してて、自分も実際にその時代に生きてた感じがします。— たちばな ことね@この世界の片隅に (@yajikita07) 2016年10月17日
今日は朝からずっと外で、会社には夕方入りました。片渕須直監督最新作「この世界の片隅に」を試写で観てきました。こうの史代さんの原作のアニメ映画化。日常の優しさと、戦争のシビアな描写、両方とも素晴らしい。主人公を演じた「のん」さんの声の表現力にも唸らされました。
— 井上伸一郎 (@HP0128) 2016年10月14日
RT @yukicdm: 「この世界の片隅に」の試写会に行ってきました。余韻でくらくらする。すごい映画です。会う人みんなに勧めて回りたい。今年のヒット作とか言われる映画も見てきたけど、これは、特別でした。劇場公開されたらまた見に行こう。
— 渋谷土建ラブ&ピース (@shibuyadoken) 2016年10月8日
『この世界の片隅に』試写にて拝見しました。2億点です。あー、ここから生きていくんだよねえ。という飄々、淡々とした前向きさが、全体を覆う悲壮感をも包みこんでいく、ぼってりとした力が感じられて、非常に生命力の高さを感じる物語でした。すばらしいです。
— 齋藤葵 / aoisaitoh (@aoisaitoh) 2016年9月30日
「この世界の片隅に」試写見てきた。原作の世界があますところなくアニメーションとして表現されていたし、何よりのん。やっぱり抜群に演技力ある。映画の第一声を聞いた瞬間、そこから世界観がしっかり出ているというのもあるし、女優のんの声を久しぶりに聞いたというのもあって、涙ぐんでしまった。
— MAEDA Takahiro (@maesan) 2016年9月30日
「この世界の片隅に」の原作
「この世界の片隅に」の原作は漫画です。
『漫画アクション』(双葉社)にて2007年1月23日号 – 2009年1月20日号まで連載されていました。単行本は上・中・下巻が発売中です。
作者は、こうの史代さん。
こうのさんの出世作「夕凪の街 桜の国」に続く「戦争と広島」を題材にした作品です。
原作漫画は錚々たる賞を受賞している名作です。
・第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。
・『THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め!』(第1位。
・『ダカーポ特別編集 最高の本! 2010』マンガ部門第1位。
スポンサーリンク
「この世界の片隅に」のあらすじ(ネタバレなし)
広島市の江波で家族と暮らす18歳のすずさんに、急な縁談話が舞い込む。
時代は昭和19年。すずさんが口を出すまもなく、縁談話はトントン拍子に進み、すずさんは見知らぬ土地・呉にお嫁にやってきた。
当時「東洋一の軍港」の街として栄えていた呉。世界最大の軍艦と謳われ-後に悲しい運命を辿る-「大和」も呉を母港としいた。
夫の北条周作は海軍の文官。周作の両親は優しいが、夫に先立たれて実家に戻っている義姉の径子は、くどくどお小言ばかりの厳しい人。でもその娘の晴美はおっとりとして可愛らしく、天然キャラでおっとりのすずさんとは馬が合う。
隣近所の助けもあり、すずさんは物資不足で厳しい生活の中、衣食住に工夫を凝らしてやりくりし、時には好きな絵を描いて、呉での生活を過ごしていく。
ある日、道を迷って遊郭に迷い込んだすずさんは、娼婦のリンと出会う。
またある時は、海兵となった幼馴染の水原哲が呉にふらっと現れ、すずさんと周作の心に波風を立てる。
昭和20年3月。呉は大空襲に見舞われ、すずさんの大切なものが奪われていく。
それでも日常は続く。
そして昭和20年8月がやってくる・・・。
キャラクターとキャスト
北條すず(旧姓:浦野):(声)のん
広島市江波に生まれる。絵を描くことが大好きな女性。
天然キャラでおっとりしている。
18才で呉の北條家にお嫁にやって来る。
夫の周作をはじめ、北條家を中心とした新しい暮らしが始まる。
北條周作:(声)細谷佳正
北條家長男。海軍軍法会議所の書記官。
慣れない土地や環境で生活を始めるすずさんに優しく接する。
黒村径子:(声)尾身美詞
周作の姉。娘の晴美を連れて北條家に出戻る。
すずとは対照的にテキパキと働くが、クドクドと小言が多くキツイ性格。

黒村晴美:(声)稲葉葉月
径子の娘。5才。
すずと仲良くなり、ふたりで絵を描いたり船を見たりして日々を過ごす。
北條円太郎:(声)牛山茂
周作の父。海軍の呉工廠に勤務する。
どこかのんびりとしたムードで、家族を包みこんでいる。
北條サン:(声)新谷真弓
周作の母。足を痛めており、ひとりで歩くのもままならない。
穏やかに温かく家族を見守っている。
水原哲:(声)小野大輔
すずの小学校の同級生でガキ大将だった。
海軍に入隊し、重巡洋艦「青葉」の乗組員となる。
入湯上陸の際、すずに会うため北條家にやってくる。
白木リン:(声)岩井七世
遊郭で働く女性。遊郭に迷いこんだすずを助け、仲良くなる。
悩むすずに「この世界にそうそう居場所はなくなりゃせんよ」と声をかける。
浦野すみ:(声)潘めぐみ
すずの一歳下の妹。幼い頃からすずと仲が良かった。
女子挺身隊として陸軍の工場で働いている。
いい仲の美男子の将校さんがいるらしい。
浦野十郎・キセノ:(声)小山剛志・津田真澄
すずの両親。海苔業を営んでいたが埋め立てにより廃業。
現在は埋め立て地に出来た工場に勤めている。
森田イト:(声)京田尚子
すずの祖母。すずの叔父たち一家とともに広島の草津に住み、海苔業を営む。
すずが子どもの頃、毎年夏になると着物を仕立ててくれた。
スポンサーリンク
まとめ
試写会の感想を調べてみましたが、大評判ですね!
映画「この世界の片隅に」は、制作費の一部をクラウドファンディングで賄っていますが、4000万円も出資が集まったのも頷けます。
原作漫画が大人気となった名作ですし、昨年放映されたドラマ版も好評でしたのでアニメ映画版も楽しみですね。
11月12日の公開が待ち遠しいです!!
スポンサーリンク[br num=”1″]