雑学

緊急車両のサイレンの違いを動画で比較!音は法律で決まっている?

普段街中で消防車、パトカー、救急車などの緊急車両がサイレンを鳴らしながら走行しているの見かけると思います。

「ウーーーーー!!」

「ファンファンファン!」

「ピーポーピーポー!」

などのサイレン音が自然と頭の中に浮かんできますよね?

今日は緊急車両のサイレンの違いを動画を含めてご紹介したいと思います。

また、サイレンの音は法律で定められた音なのか?という疑問にもお答えしたいと思います。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

緊急車両のサイレンの違いを動画で比較➀消防車

消防車のサイレンは災害の種類で違います。

消防車のサイレン音は機械的なサイレン音と鐘の音が合わさっていて

「ウー!ウー!ウー!」

「カンカンカン!!」

「ウー カンカンカン!!」
[br num=”1″] という3種類のサイレン音があります。

それぞれのサイレンの違いについて説明していきます。

消防車が火災現場に向かう時

「ウー カンカンカン!!」

のサイレン音と鐘の音を同時に鳴らして現場に急行します。

火事以外の災害の現場(警戒、救助、救急)に向かう時

「ウー!ウー!ウー!」

のサイレン音のみを鳴らして走行します。

大震災などの緊急事態にはこのサイレン音が多く使われます。

消火活動を終えて消防車が消防署に戻る時

無事に火事が消えたことを周知させる目的で

「カンカンカン!!」

という鐘の音だけを鳴らして走行します。

引用元:https://clicccar.com/2014/06/05/257138/[br num=”1″]

消防車のサイレン音の種類と使い分けについてより詳しい説明はこちらの記事をご覧ください。

緊急車両のサイレンの違いを動画で比較➁救急車

救急車のサイレン音は基本的に

「ピーポーピーポー!」

です。

改めて街中で救急車のサイレン音を注意して聞いてみると、消防車のような
[br num=”1″] 「ウーーーーーー!!」
[br num=”1″][br num=”1″] という音のように驚くような音はないことに気がつくと思います。

例外として、

救急車でも指揮車両などの一部の車両や赤信号を突き抜ける場合や交差点進入時は
[br num=”1″] 「ウーーーーーー!!」
[br num=”1″] というモーターサイレンという音を例外的に鳴らして走行をします。

これは「ウー!」という音の方が人間の聴覚の感覚として脅迫的な感じや緊迫感を高めるためです。

こちらの音の方がより注目されるので事故の防止に繋がるわけです。
[br num=”1″] 実は昭和45年以前は救急車も消防車と同じように「ウー!」というサイレン音を使っていたのですが、火災時に出動する消防車との区別をつけるために
[br num=”1″] 「ピーポーピーポー!」
[br num=”1″] に変わり現在ではこちらのサイレン音が主流になっています。

住民への配慮もきちんと考えている救急車のサイレン

救急車では住民への配慮も考えられており救急車の
[br num=”1″] 「ピーポーピーポー!」
[br num=”1″] という音がお年寄りやお子さんなどに不安感を少々与えてしまうので救急車が住宅街を走行する時は音を少し低くしています。

また救急車を呼んだ住民から
[br num=”1″] 「ご近所の方たちに迷惑をかけたくないから家の近くに来たらサイレンを鳴らさないで欲しい。」
[br num=”1″] という要望があった時はサイレンを止める場合もあります。
[br num=”1″] 「救急車を呼びたいけれどサイレン音でご近所の方達が驚いて心配をかけてしまうし・・・。」
[br num=”1″] と感じてなかなか救急車を呼ぶことに抵抗がある人も多いのでこういったプライバシーを守るための手配もきちんと考えられているのですね。

引用元:http://kanari-good.seesaa.net/article/432835623.html

スポンサーリンク

スポンサーリンク

緊急車両のサイレンの違いを動画で比較③パトカー

[br num=”1″] パトカーのサイレンは
[br num=”1″] 「ウーーーーーー!!」
[br num=”1″] のみです。

パトカーのサイレン音を聞くとドキッとして驚くことがあると思います。
[br num=”1″] パトカーのサイレン音は消防車や救急車と比べ緊急車両の中でも特に高音で遠くまで音を届かせる目的があります。
[br num=”1″] またパトカーのサイレン音は厳密には決まっていませんが

4秒周期・8秒周期・手動の3種類があります。
[br num=”1″] 4秒周期のサイレン時が最も緊急性を要している時で8秒周期の時は事件が起きているけれど緊急性がそこまで高くない場合に使用されています。
[br num=”1″] また回転灯はつけているのにサイレンを鳴らしていないパトカーもたまに見かけると思いますが、その時は次の2つの場合が多いです

スピード違反の取り締まり時

パトカーが緊急走行をする際は基本的にはサイレンを鳴らさなければなりませんが、

スピード違反を取り締まる時は特にサイレンを鳴らさない状態でも緊急走行が出来ます。
[br num=”1″] サイレンを鳴らした方がスピード違反者も驚いて観念するような気もしますが(笑)

防犯目的の場合

緊急走行ではなく通常の速度で走りながら回転灯をつけている場合は防犯目的でパトカーの走行をしている時です。

引用元:https://clicccar.com/2014/06/05/257138/

緊急車両のサイレン音は法律で決まっている?

[br num=”1″] さていろいろサイレンの種類がある緊急車両ですが、

緊急車両のサイレン音の使用の義務は法律
(道道路交通法施行令14条・道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第231条)

によって実は定められています。
[br num=”1″]
[br num=”1″]
[br num=”1″] 出典元:ウィキペディア
[br num=”1″] このように緊急車両のサイレン音を使用しなければならない状況やサイレンの音の大きさまで法律で定められていますが、
[br num=”1″] サイレンの種類の違いについての法律での規制はなく消防署や警察の条例などにも記載されていない為その由来は判断がつきません。

もし知り合いに消防隊員や警察官の人がいるのであれば質問してみるといいかもしれませんね。

まとめ

[br num=”1″] さていかがだったでしょうか?

普段何気なく耳にしている緊急車両のサイレン音ですが、

こんなにも状況によった種類の違いや法律で定められた規定があることがお分かりいただけたかと思います。

こういった生活の雑学は知っていると便利なものが多いので普段から情報にはアンテナをはっておきたいものですね。
[br num=”1″] それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク

スポンサーリンク