<7月4日(火) 15:00更新>
2017年の台風3号(ナンマドル)が発生し、日本列島を縦断しています。
この記事では、米軍は気象庁の進路予想やなど2017年台風3号の最新情報をお届けします。
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Contents
2017年台風3号の最新情報
2017年台風3号の概要
台風3号(ナンマドル)に関する概要は以下の通りです。
以下の情報は平成29年7月4日14時50分の気象庁発表によります。
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<4日14時の実況>
大きさ | – |
強さ | – |
存在地域 | 高知市付近 |
中心位置 | 北緯 33度35分 東経 133度25分 |
進行方向、速さ | 東北東 55km/h |
中心気圧 | 992hPa |
中心付近の最大風速 | 25m/s |
最大瞬間風速 | 35m/s |
15m/s以上の強風域 | 南東側 190km 北西側 150km |
台風第3号は、4日夜にかけて紀伊半島から東海道沖を東に進む見込みです。
前線や台風の影響により、西日本から東北地方では、5日明け方にかけて、大雨となる見込みです。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
2017年台風3号の進路予想
気象庁と米軍それぞれの予想進路をて掲載します。
気象庁による進路と日本への到達日時予想
7月4日(火)7時の気象庁発表の最新進路予想です。

台風第3号は、4日12時には宇和島市の西にあって、1時間におよそ55キロの速さで東北東へ進んでいます。
台風第3号は、4日夜にかけて紀伊半島から東海道沖を東に進み、5日明け方には関東の東海上に達するでしょう。
米軍による進路と日本への到達日時予想
米軍合同台風警報センター(JTWC)の最新進路予想です。

※時刻表記が協定世界時(文中表記はUTCではなくZ)となっている点に注意。日本時間に直すには時差の9時間を加えて下さい。
米軍の予想によれば、台風3号は4日の21時ごろに三重県付近を通過。
その後5日の朝方までに太平洋上に抜ける見込みです。
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台風3号の防災情報
気象庁の発表を元に防災情報をまとめています。
暴風・高波
西日本では4日夜のはじめ頃にかけて、東日本では5日未明にかけて海上を中心に非常に強い風が吹き、海は大しけとなるところがあるでしょう。
暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。
大雨・雷・突風
西日本では、非常に激しい雨が降っているところがあります。
西日本から東北地方では、5日明け方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り大雨となる見込みです。
西日本では、4日は猛烈な雨が降るおそれがあります。
西日本から東北地方では、これまでの大雨で地盤の緩んでいるところがあります。
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、西日本から東日本では、5日にかけて、大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
被害状況や交通の運行状況の最新情報は以下の参考サイトで情報収集するをことをお勧めします。
気象庁・気象情報
緊急・被害状況-Yahoo!天気・災害
NHK各地域災害情報-NHKオンライン
Yahoo!運行情報
台風に関する用語の説明
台風の状況を読み解く上で必要な用語を解説しますので参考にしてください。
台風の速さ・速度
台風が南方海上を西に進んでいる時は、時速20kmぐらいの自転車並みの速度で進みます。
向きを北から東よりに変え、上空の偏西風が吹くところまで北上すると次第に加速し、時速40km~50kmとなり、それ以上になることもあります。
動きの遅い台風は、ある地域に長時間にわたり影響を及ぼしますが、上陸などすると台風の勢力も次第に衰えるます。
動きの速い台風は天気や風の急変を引き起こし、勢力が衰える前に通過するため、広範囲に影響を及ぼします。
一般的に夏よりも秋の台風の方がスピードが速くなります。
台風の大きさ
台風の大きさは台風に伴う風速15m/s以上の領域の半径に応じて以下のように定められます。
- 大型(大きい):風速15m/s以上の領域の半径が500km以上~800km未満
- 超大型(非常に大きい):風速15m/s以上の領域の半径が800km以上~
台風の強さ
台風の強さは台風に伴う最大風速に応じて以下のように定めます。
- 強い:最大風速が33m/s以上~44m/s未満
- 非常に強い:最大風速が44m/s以上~54m/s未満
- 猛烈な:最大風速が54m/s以上~
強風域
台風や発達した低気圧の周辺で平均風速が15m/s以上~25m/s未満の風が吹いているか吹く可能性のある領域を強風域と呼びます。
暴風域
台風や発達した低気圧の周辺で平均風速が25m/s以上~の風が吹いているか吹く可能性のある領域を暴風域と呼びます。
<参考サイト>
http://hp.otenki.com/
まとめ
2017年7月2日に発生した台風3号について、気象庁・米軍それぞれの進路予想を中心に概要をお伝えしてきました。
大きさ、強さともそれほど大きな台風ではないですが、進路が九州から西日本を縦断するコースとなっているため、鉄道や空の便に影響が出る可能性があります。
ニュースや気象庁の情報などに注目し、十分に注意して行動してください。
進路予想などは随時更新して行きます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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