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消費者庁は23日、日本サプリメント(大阪)が販売している特定保険用食品(トクホ)のサプリメント6点が、関与成分の含有量が必要な量を満たしていないとして表示許可を取り消しました。

そもそもトクホ(特定保険用食品)とはなにかご存知でしょうか?
私は正直よくわかりません。
そこで日本サプリメントのトクホの表示許可が取り消し問題を機会にトクホの意味と問題点を調査してみました。

なお、トクホ取り消しとなった日本サプリメントの商品名と返品の連絡先はこちらの記事をごらんください。

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トクホとは?

トクホとは特定の保健の目的が期待されることを表示した食品です。ここで言う特定の保健目的とは、「食後の血糖値の上昇を緩やかにする」「血圧が高めの人に適する」など、生活習慣病を気にする人に向けた効果や、「お腹の調子を整える」など便秘に悩む女性にうれしい内容、さらに「カルシウム等の吸収を高める」「歯の健康維持に役立つ」など育ち盛りの子どもに向きそうなものなど、その効果はさまざまです。これらの特定の保健の用途を表示して販売される食品について、消費者庁(消費者庁発足以前は厚生労働省)の許可を受けているのがトクホ製品です。

トクホの表示許可申請には、1億円とも言われる莫大な費用と厳しい審査を通過する必要があります。

厳しい審査と莫大な費用をかけトクホマークを得た製品は、コピー表現にも制約が設けられています。仮に血糖値を減らす効果がある製品でも、疾病のリスクを低減させるような表示は禁止されています。「血糖値が気になる人に」はOKですが、「糖尿病を防ぐために」とは表示できません。

この辺の制約が薬事法認可製品との違いですね。
薬事法の認可を取得していれば、治療効果があると宣伝できますが、トクホではそれができません。
この辺がトクホ製品の怪しさの根源となっているのかもしれません。

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トクホの問題点

トクホ製品に関しては、その問題点を指摘する声も多いです。
2009年に花王の「エコナ」が問題となりました。

エコナに含まれる成分「グリシドール脂肪酸エステル」が、2009年3月ドイツの研究機関によって発がん性物質の危険性があると指摘されたのです。当初、厚労省は明らかな健康被害がないため、販売中止命令などの措置はとっていませんでした。しかし消費者団体の声が日増しに高まり、花王自らが販売を中止してトクホの失効届けを提出することになったのです。

エコナ騒動からトクホの2つの問題点が見えてきます。まずトクホは一度許可されると、その後は無期限にトクホマークを付けて販売することができ、再審査などは行われていないこと。また、トクホの認定基準となる成分規格が、あくまで日本の消費者庁の基準によるものであることです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
筆者もトクホについては理解が浅いので、記載内容に誤りがあるかもしれません。
今後さらに調査を継続したいと思います。

また、トクホとよく似た制度で「機能性表示食品」という制度があります。
こちらについても別記事で調査してみたいと思います。

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