ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の「V字回復の立役者」とも呼ばれた森岡毅執行役員(44)が来年1月末で退社することを発表しました。

森岡毅氏の退社理由は「一身上の都合」といういたって普通の理由です。

森岡毅氏は大阪市内で会見を開き、「USJでの6年間はやり遂げた気持ちでいっぱい。新しいことに挑戦したくなった」と説明したそうです。

森岡毅氏は「夢だった任天堂のエリアの仕込みができたので、辞めるにはいいタイミング」とする一方で「沖縄の新パークはやりたかったという思いはある」と話しています。

この記事では、森岡毅氏のこれまでの実績やUSJ退社の理由についてまとめていきます。

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森岡毅氏の経歴

1972年生まれ

神戸大学経営学部卒業後、1996年にプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)に入社。

日本ヴィダルサスーン、北米パンテーンなどの錚々たるブランドのブランドマネージャーを歴任。

P&Gでの抜群の実績に目をつけた当時のCEOグレンガンペル氏によりヘッドハントされ、2010年にうUSJの運営会社に入社しています。

森岡毅氏のUSJでの実績

森岡毅氏は外資系メーカー米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などを経て平成22年に企画担当のチーフ・マーケティング・オフィサーとして入社ました。 森岡毅氏の発案やリーディングで花開いて、成果を出した企画は数多いですが、主なものをあげてみます。

  • 後ろ向きに乗るジェットコースター「バックドロップ
  • スヌーピーなどの人気キャラクターを使った子供向け新エリア 「ユニバーサル・ワンダーランド
  • v字回復を決定的にした「ハリー・ポッターエリア
  • 日本のハロウィンブームのきっかけとなった「ハロウィンホラーナイト

これらの企画が大当たりして、USJの2014年度からの来場者数は2年連続で過去最高を記録し、奇跡のV字復活を果たしました!

15年度の来場者数は1390万人を記録し、東京ディズニーシーを超えて年間集客数で世界第4位を記録するという偉業をやってのけます。

仕事としては、上のように順風満帆だった森岡毅氏だけに、仕事の行き詰まりが退社の理由とは考えにくいですね。

そして、日本中で知らない人はいないと言っても過言ではないこれらの企画を作り出したすごい人が抜けてしまってUSJは大丈夫なのでしょうか?

森岡毅氏のやり残した仕事

現在はH32年夏までの開業を目指している任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」をテーマにした新エリア「スーパーニンテンドーワールド」の企画を担当していて、計画の大枠が固まったばかりでした。

img_kv-2 出典:http://www.usj.co.jp/nintendo/

「夢だった任天堂のエリアの仕込みができたので、辞めるにはいいタイミング」と本人は言っていますが、本音は後ろ髪を引かれる思いでいっぱいなのではないでしょうか?

また、このタイミングでの森岡毅氏の退社は、「スーパーニンテンドーワールド」の企画自体が頓挫してしまわないか心配です。

当然、今回の人事を任天堂は知っていると思いますが、任天堂のコメントが聞きたいところですね。

退社の理由は親会社との確執か?

USJ運営会社は森岡毅氏の肝いりで、沖縄県での新テーマパーク建設を進めていました

しかし、平成27年11月に運営会社を買収した米メディア大手コムキャストの判断で中止に追い込まれています。

この買収劇を機に森岡毅氏をUSJにスカウトした前CEOのグレン・ガンペル氏が退任し、後任に米国でユニバーサル・スタジオを運営するユニバーサル・パークス&リゾーツの最高財務責任者(CFO)だったジャン・ルイ・ボニエ氏が就任しています。

この辺の企業買収に絡む政治的な思惑や人間関係が退社の火種となっている可能性も大きですね。

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森岡毅氏の今後は?

気になるのはこれだけ優秀な人物である森岡毅氏の転職先ですよね。

まだ今後の去就は明かされていませんが、世間がこれだけのマーケターを放って置くわけがありません!

もしかしたら既に、どこか超大手から引き抜きがかかっているかもしれませんね。

退社の理由がヘッドハンティングということは十分にあり得ます。

もしかして、商売仇のディズニーリゾートを経営するオリエンタルランドとか?

あり得ない話ではありませんね。

その手腕をカジノ法案で話題のIRや大阪が誘致を狙っている万博の担当として生かしてほしいという意見もあります。

これは名案かもしれません!!

最後に

森岡毅氏のUSJ退社はUSJだけでなく、関西経済にも影響が甚大ですね。

せっかく海外からも集客が見込めるようになり、これからという時に本当に残念です。

USJのいちファンとしては、これをきっかけにUSJの業績が落ち込むことがないように頑張ってほしいものです!

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