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インフルエンザは、一旦感染して発症してしまうと、38度以上の高熱や筋肉痛や関節痛などの全身の痛みなど、ツライ症状に苦しむことになります。そして他人に感染させてしまうので、学校や会社に行くこともできません!

こんなツライ症状に悩まされないためには、感染を予防して、そもそもインフルエンザにかからないことが一番の方法です!

この記事では、インフルエンザウイルスの予防方法についてまとめます。

インフルエンザウイルスの感染経路や湿度の影響をよく知って、インフルエンザウイルスを寄せ付けないようにしましょう!

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インフルエンザウイルスの感染経路

インフルエンザウイルスの感染経路には、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2種類があります。

飛沫感染

飛沫感染は、空気中に漂っている感染者のつばなどが、鼻や喉の粘膜に付着することによって起こる感染です。

インフルエンザウイルスは咳やくしゃみなどにより飛び出したつばなどのしぶきと共に5μmほどの飛沫粒子として放出されます。粒子と一緒に放出されたインフルエンザウイルスが、鼻腔や気管、気道の粘膜に吸着することによる感染経路です。

なお、飛沫粒子はふわふわと浮遊するものではありません。半径約1mほどの範囲に落下してしまいます。だからこそマスクの着用が予防に効果的なのです!

接触感染

接触感染は、インフルエンザウイルスが付着した物に触ることによって起こる感染です。

インフルエンザに感染している人の咳やくしゃみなどで飛び散ったインフルエンザウイルスが付着したものを手で触った後に、その手で鼻や口、目、肌などに触れると、触れた箇所からインフルエンザウイルスが感染する経路です。

インフルエンザに感染している人が、くしゃみや咳を手で抑えた後に触れた物にはインフルエンザウイルスは付着しており感染経路となるので注意しましょう!

電車やバスのつり革、部屋のドアノブやスイッチ類などにも気をつけましょう!

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引用:政府広報オンライン

 インフルエンザ感染の予防方法

正しい手洗い

接触感染の項目でも書いたように、私たちは普段の生活で様々なものに触れています。それらに触れることにより、自分の手にもインフルエンザウイルスが付着している可能性があります。

接触感染経路によるウイルスの体内侵入を予防するために以下のことを心がけましょう

外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う

ウイルスは石けんに弱いため、正しい方法で石けんを使う

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出典:政府広報オンライン

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適度な温度と湿度を保つ

インフルエンザの感染予防のための室内環境の目安は、温度18~20℃、湿度50~60%です。

その理由は大きく3つあります。

理由1:空気が乾燥するとインフルエンザウイルスが長く漂う

冬は外気の温度と湿度が引くため、室内も乾燥しています。また、室内で暖房をかけるのでさらに湿度が下がり、空気が乾燥します。

咳やくしゃみで空気中にばらまかれたウイルスは、湿度の高い状況では、すぐに地面に落下してしまいます。

しかし、湿度が40パーセント以下の環境では、ウイルスの水分が蒸発して軽くなるため、落下速度は遅くなり、インフルエンザウイルスは約30分間ほど空気中を漂います。

そのため空気中のウイルスは人が息を吸い込むときに鼻やのどから感染して、流行しやすくなると考えられています。

また、空気中を浮遊するウイルスが衣類や手などに付き、これが再び空気中を漂って、吸い込まれる場合もあります。

理由2:インフルエンザウイルスは低い温度と低い湿度で元気になる

インフルエンザウイルスの生存率については、温度22℃、湿度20%でのインフルエンザウイルスの生存率が60%以上という報告があり、低い温度と低い湿度でインフルエンザウイルスの生存率が上がります。

また、空気中の湿度が高く水分量が多いと、インフルエンザウイルスは浮遊することができず活性が低下します。

インフルエンザウイルスは湿度の高い環境に弱く、21℃の室内で湿度65%の状態を16時間保てば、99%のウイルスで増殖力や感染力を奪うことができるという研究結果も出ています。

なお、一般の風邪ウイルスも湿度が低く乾燥した状態を好むものが多く、湿度60%前後の環境では、ウイルスは増殖できず、数時間で不活性化していきます。

理由3:湿度が高いと人間の粘膜が元気になる

人間の気管支や粘膜には「絨毛」という細かい毛があり、付着した異物を体の外に排出しています。

絨毛が活発に動けば、喉の粘膜についたインフルエンザウイルスも、体外に排出されやすくなります。

しかし、湿度が低くなって乾燥が進むと、粘液量が少なくなって絨毛の動きも悪くなります。

逆に、湿度を高くすることで呼吸器の粘膜が潤い、絨毛が元気になるのでウイルスに感染しにくくなります。

人混みへの外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、なるべく人混みや繁華街への外出を控えて感染を予防しましょう!

そして、飛沫感染経路からの感染を予防するためにもマスクを活用することが効果的です!

マスクの使い方のポイント

  • 鼻、口、あごまでをしっかりと覆う。ウイルスが入り込まないよう隙間ができないようにしましょう。
  • マスク用防菌スプレーなどを活用してウイルスを寄せ付けないようにしましょう。
  • マスクを外す時、マスクの表面はウイルスが付着している恐れがあるので触らないようにしましょう。
  • 耳にかけるひもの部分を持って外し、外した後は手洗いをしましょう。
  • マスクは家の中に入る前にゴミ箱に捨て、家の中にウイルスを持ち込まないようにしましょう。
  • マスクは1日1枚使い捨てにしましょう。

マスクは、インフルエンザウイルスの侵入を防ぐだけでなく、のどや鼻の粘膜の湿度を保つので、インフルエンザウイルスの働きを弱めるのに有効です。

日頃の健康管理

インフルエンザは免疫力が弱っていると、感染しやすくなります。

日頃から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めて感染を予防しましょう!

予防接種を受ける

インフルエンザワクチンの予防接種も、インフルエンザが発症する可能性を減らし、もし発症しても重症化を防ぐ効果があります。

インフルエンザワクチンの予防接種について知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
インフルエンザ予防接種を打つ時期と費用は?効果や副作用も調査

まとめ

  • インフルエンザの感染経路には「飛沫感染」と「接触感染」の2つがある。
  • 感染を予防するために、「手洗い」「湿度の管理」「健康管理」「人混みを避ける」「予防接種」が大事。

インフルエンザは、とにかく予防が大事です。

100%の感染予防は難しいですが、ちょっとした気遣いによって感染確率を大幅に下げることができます。

大事な家族を守るために、感染予防に努め、家庭にインフルエンザを持ち込まないように気をつけましょう!

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<参考サイト>

政府広報オンライン http://www.gov-online.go.jp/useful/article/200909/6.html
シオノギ製薬 病気の知識 http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/influenza.html
インフルエンザ情報局 http://influenza.1cecil.net/
セルフドクターネット https://www.selfdoctor.net/q_and_a/2001_12/kaze/01.html
白井聖仁会病院 http://www.sjk1.com/kansen-yobou.html
はらメディカルクリニック http://www.haramedical.or.jp/column/staff/000697.html