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インフルエンザと風邪って、なんとなく病気としてのイメージが似ているので、インフルエンザは風邪のきつい症状」ぐらいに思っている方が意外と多いのではないでしょうか?

実は、インフルエンザと風邪の間には、その症状に天と地ほどの違いがあります。

また、インフルエンザA型とB型にもその症状にかなり明確な違いがあるのです。

この記事では、インフルエンザの一般的な症状と併せて、風邪との違いやA型とB型の違いをまとめて見ました。

インフルエンザの感染経路と潜伏期間

インフルエンザは飛沫感染をします。

  • 感染者のくしゃみや咳などで飛ばした唾を吸い込む
  • ドアノブやスイッチなど共有物をさわった手で自分の口や鼻を触ってしまう

こういったことが感染ルートとなります。
感染予防として、うがい・手洗いが必要な理由は、上に書いたルートでの感染を防止するためです。

感染から発症までの潜伏期間は2日前後で、場合によっては1週間ほど潜伏します。

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インフルエンザの初期症状

インフルエンザでは一般的に以下のような症状がでます。

  • 38度以上の高熱
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 倦怠感
  • 全身の悪寒
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 下痢
  • 呼吸困難
  • 咳や痰やくしゃみ
  • 喉の痛み

あなたの周りに風邪気味の人がいて、高熱、体の痛み、倦怠感を訴えていたら、インフルエンザを疑った方が良いかもしれません。

インフルエンザと風邪の症状の違い

インフルエンザと風邪の主症状は大きな違いがあります。

  • 風邪:咳やくしゃみや鼻水などの呼吸器系の症状
  • インフルエンザ:急な高熱、筋肉痛・関節痛、だるさ

主な症状の程度を比較すると下の表のようになります。

症状 インフルエンザ 風邪
高熱(38〜40℃) 微熱(38〜40℃)
悪寒 強い 弱い
症状の進行 急に進む ゆっくり進む
せき 強い 軽い
鼻水 後から出る 引き始めに出る
筋肉痛・関節痛 強い 軽い

インフルエンザA型とB型の症状の違い

同じインフルエンザでもA型とB型では、その症状の特徴に違いがあります。

インフルエンザA型の症状の特徴

インフルエンザA型は、インフルエンザの中で最も激しく症状が出るのが特徴で、初期症状から以下の3大症状が出ます。

  • 38℃~40℃の高熱
    38℃を超える高熱が現れ、40度近くまで上がることがあります。
    高熱で熱性けいれんや脱水症状も引き起こしやいです。
  • 悪寒・寒気
    身体の表面に強烈な寒気や悪寒を感じます。
    熱が上がる合図であり、初期段階での自覚症状でもあります。
  • 強い筋肉痛と関節痛
    免疫システムがウイルスと戦う際に炎症を起こし、筋肉や関節に痛みが発生します。
    大人に多く現れる症状で、高熱・悪寒と共に筋肉痛と関節痛が出ます。

インフルエンザB型の特徴的な症状

インフルエンザB型に特徴的な症状は以下の5つです。

  • 消化器症状が強く出る
    消化器症状が強く出ることが特徴で下痢や腹痛などを起こすことが多いです。
    高熱が出ずに一般的な風邪と間違えて、下痢止めなどの市販薬を飲んで症状を悪化させてしまうことがあります。
  • 高熱が出ないことがある
    A型は38~40℃の急激な高熱出ることが特徴ですが、B型は微熱の場合があります。
    風邪と間違えて適切な処置をせず悪化することがあります。
  • 熱が長引く
    B型は、A型より熱が長く続くことがあります。
    A型は平均で1日ほどで熱が下がるのに対し、B型は平均で2日というケースが多いです。
  • 熱が出たり下がったりする
    インフルエンザでは、一度熱が下がっても、再び熱がぶり返すことことがあり、幼児多い症状です。これを「二峰性発熱」と言います。
    B型は、微熱であることと、発熱が長く続くことが多いため、この症状が起きやすいです。
  • 長い期間、ウイルスが体内に残る
    B型は、ウイルスが体内にいても、急激な症状が見られないことがあります。
    症状が軽くても、周囲へウイルスを感染させていることがあります。

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インフルエンザの合併症や重症化

インフルエンザは症状だけでなく重症化したときに起こる合併症に注意が必要です。
子供は大人よりも合併症にかかりやすく、その種類も多いです。

子供に多い合併症 大人に多い合併症
中耳炎 肺炎
熱性けいれん 心臓疾患
気管支炎 糖尿病
肺炎 腎不全
インフルエンザ脳症

子供の合併症で怖いのがインフルエンザ脳症です。
もしインフルエンザ脳症について知りたい場合はこちらから。
インフルエンザ脳症は大人にも発症するか?症状や後遺症まとめ

高齢者のインフルエンザによる死亡の主な原因は肺炎です。
特に84歳以上の方の死亡率が高くなっています。

まとめ

インフルエンザの症状について、風邪との違いやA型とB型の違いを調査しました。

A型急な発熱、悪寒、体の痛みなどのインフルエンザに特徴的な症状が特に強く出ることが特徴で、合併症の危険性も高いです。

また、インフルエンザB型はA型に比べて高熱が出ないことが多く、下痢などの消化器系の症状が出ることが多いです。そのため風邪と勘違いしやすく、インフルエンザに禁忌の市販の解熱剤などを使って重症化を招くことがあります。

インフルエンザと風邪は、その症状も治療方法もまるで異なりますので、素人判断で「たかが風邪」と甘く見てはいけません。

急な発熱、悪寒、体の痛みなどのインフルエンザに特徴的な症状が現れたら、医師の診察を受けましょう!

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<参考サイト>

ヘルスケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/008960/
ミナカラ
https://minacolor.com/articles/show/224
インフルエンザNav
http://www.meiji.co.jp/influ-navi/know/detail02.html